ゴムベルトの代替品を作れます
模型のベルト等の補修にバンドー化学 バンコード丸ベルトがあります。おもちゃの修理に使うのは断面径(Φmm) 2.0 と1.5のもので十分でしょう。
多軸伝動や方向変更など3次元の複雑な伝動ができますし、角ベルトの代わりにもなるようです。
質感はOリングなどの硬めのゴムに近いです。特徴は熱で溶かして溶着し、任意の長さのベルトが作れる事です。
プーリーの溝の直径と長さを測定して長さは0.95ぐらいをかけて作ります。
太さの測定方法は ドリルの刃などサイズがわかる物でプーリーの溝に当ててみます。長さは適当なヒモをかけて印をつけて計ると良いでしょう。
接続方法は、必要なサイズの輪にして、合わせ目を出した状態で両端を板などに押し付けてガムテープでしっかりと固定します。
次に、カッターやカミソリの刃などをライターやガスコンロなどで焼いてから合わせ目に数秒当てて溶かして溶着します。短時間の放置では接着が弱くな ります。その後一晩そのままにしておくと完全にくっつきます。うまくいくまで何度か練習が必要です。きちんと溶着できれば強度もあります。
購入は、大きなホームセンターかインターネットの通販で入手できます。